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  • オートメーション・エニウェアの新しい生成 AI 搭載オートメーション ツールで、ビジネスユーザーとオートメーション担当者を支援し、責任ある形で拡張
Blog Imagine 2023

オートメーション・エニウェアは本日、一連の基調講演を行い、オートメーションと AI を全社的に活用できるよう企業を支援するための、生成 AI を活用した新たなイノベーションを発表しました。この一連の基調講演では、当社 CEO の ミヒル・シュクラが自身のビジョンについて、そして AI (特に生成 AI) が、あらゆる業界で発生している生産性の危機を解決するための鍵であるとの考えを紹介しました。マッキンゼー社の予測によると、生成 AI により、現在の業務の最大 70% を自動化して、人間はより価値の高い業務に専念できるようになります。

生成 AI により生産性を高めることができますが、社内のすべてのチームが安全かつ責任ある形で生成 AI を利用するためには、ガバナンスとセキュリティ コントロールが必要だとシュクラは強調しています。オートメーションと AI の組み合わせは、ビジネス変革を推進する企業の新たな業務システムとなっています。

私は、オートメーション・エニウェアの最高製品責任者として、当社製品に関する基調講演を行い、オートメーション サクセス プラットフォームに含まれる新しいイノベーションについて紹介しました。製品について発表する前に、まず、ここ 1 年での重要なマイルストーンをご紹介しました。クラウドでのオートメーション件数が 1 億 5,000 万件を突破したこと、Automation Co-Pilot のユーザー数が前年比 410% 増加したこと、Document Automation でのドキュメント処理件数が 1,000 万件を突破したことなどです。これらのマイルストーンが示すとおり、オートメーション・エニウェアは、AI を活用したインテリジェント オートメーションにおいて、リーダーとしての立場を確立しています。

責任ある AI

他にも、さまざまな発表を行いました。オートメーション サクセス プラットフォーム全体に「責任ある AI」レイヤーを新たに追加したことや、インテリジェント オートメーションのための新製品に AI 機能を搭載したことなどです。これらのモデルにより、生成 AI をオートメーションに組み込んで、ビジネス チームの業務を加速できるだけでなく、生成 AI を活用してオートメーションの開発も加速できます。その結果、生産性を向上させて、ビジネスを変革できます。

この製品発表は以下の 3 章で構成され、製品のライブデモやお客様/AWS パートナーへのインタビューも紹介しました。

第 1 章: ビジネス チームを支援し、チームの生産性を向上

生成 AI オートメーション モデル

当社の「責任ある AI」レイヤーの特徴の 1 つが、オートメーション サクセス プラットフォーム上で実行される 1 億 5,000 万件超のオートメーションから収集した豊富な匿名メタデータに基づいて開発した初の生成 AI オートメーション モデルです。当社のプラットフォームはオープンであるため、事例に応じて、さまざまなベンダーが提供する、さまざまな生成 AI を柔軟に使用できます。Amazon や Google などのプラットフォーム上でカスタム モデルを作成しているお客様もすでに存在します。

ビジネスユーザー向け Automation Co-Pilot

昨年の「Imagine」において、ビジネスユーザー向け Automation Co-Pilot を発表しました。このソリューションにより、Salesforce、SAP、Genesys、Microsoft Teams など、お気に入りのアプリケーションにオートメーションを組み込むことができます。今年初め、このソリューションに生成 AI を追加しました。Automation Co-Pilot は、ガバナンスに関するルールを遵守しながら、複雑なワークフローに対応し、アプリケーションの垣根を越えて利用できる唯一の補助ソリューションです。

Document Automation

また、Document Automation も強化しました。生成 AI により、ドキュメント関連のオートメーションの 70% 以上において、データを迅速に理解、抽出、要約できるようになりました。さらに、契約書、貨物運送状、梱包明細書、融資申請書など、半構造化/非構造化ドキュメントも迅速に処理できるようになりました。

ビジネスユーザー向け Automation Co-Pilot と Document Automation により、チームの生産性を向上させる方法については、こちらをご覧ください。

第 2 章: オートメーション担当者を支援し、開発を加速

Automation Co-Pilot for Automator

Automation Co-Pilot では、さらに多くのオートメーション事例を明らかにすることでチームを支援していますが、当社は生成 AI を使用してオートメーションの開発を加速したいとも考えています。

この度、Automation Co-Pilot for Automator に新機能を追加しました。この新機能により、市民開発者やプロの開発者が、自然言語プロンプトを使用して、優れたオートメーションを迅速にカスタマイズできるようになり、社内で容易にオートメーションを開発できるようになります。

Autopilot

さらに、新製品の Autopilot も発表しました。プロセスの把握からオートメーションの開発までの作業は、通常、複数のチームが数ヶ月をかけて行う作業です。この作業を合理化するソリューションに対するご要望を多くのお客様よりいただいていました。そのご要望にお応えして開発したのが Autopilot です。Autopilot は、人間による検証のもと、企業のプロセス マッピングに基づいて、生成 AI を活用して、エンドツーエンドのオートメーションを迅速に生成します。Process DiscoveryCoE Manager、Automation Co-Pilot for Automator を使用して、プロセス ディスカバリーからオートメーションの作成までを数分で完了できます。サードパーティ ベンダーのプロセス ドキュメントも使用できます。

第 3 章: 責任ある形で社内全体に AI を拡張

責任ある AI ツールおよびガバナンス

企業は、当社の強化された新ソリューションにより、さらに多くの業務を自動化し、オートメーションの開発を加速することで、この変革を社内全体に、安全に自信を持って広げることを望んでいます。多くの企業が生成 AI のメリットとリスクを比較検討しており、これは極めて重要になっています。生成 AI には、データのセキュリティ、プライバシー、悪用などの話題がつきものですが、ガードレールやコントロールを導入することで、変革を遅らせることなく、これらのリスクを軽減できます。

そこで、次世代のオートメーション開発に不可欠な機能とベスト プラクティスを新たにリリースします。この新機能により、チームは生成 AI モデルの選択と管理、選択したモデルのテストと最適化、再利用可能なテンプレートの作成と管理、機密データのマスキング、オートメーション パフォーマンスの監査などを実行できるようになります。これらはすべて、企業が生成 AI を業務に導入できるようにすることを目的としています。

さらに、生成 AI をより迅速に導入できるように、Google Cloud や AWS などとの統合も強化し、Pathfinder Community を拡大し、生成 AI コミュニティ グループ、生成 AI スキル促進シリーズ、および AI を活用したハイパースケーリングに関する専門家によるガイダンスも新たに追加します。

Pathfinder

昨年の「Imagine」において、Pathfinder Program をリリースし、お客様やパートナー様から多大な反響をいただきました。そして本日、Pathfinder をさらに有効活用するためのリソースを発表しました。Pathfinder Mission Control では、現在のオートメーション プログラムのベンチマーク評価を行い、成長のための実行計画を作成できます。新しい Pathfinder Academy では、チームの迅速なスキルアップを支援する 40 の新しいデジタル コース (無料) を利用できます。Pathfinder Community では引き続き、常時利用可能なピア ガイダンスとインサイトも提供しています。また、生成 AI を活用したオートメーション構築を実践的に体験できる Bot Games (Google Vertex と共催) もリリースしました。

多数のイノベーション

わずか 1 日でこれだけ多くのイノベーションを発表しました。Automation Co-Pilot と Document Automation により、ビジネス チームはより多くのプロセスを自動化できるようになります。Automation Co-Pilot for Automator と Autopilot により、オートメーション開発を高速化できます。AI Governance & Tools により、責任ある形で変革を広げることができます。

「Imagine 2023」で発表した製品、機能拡張、新情報について詳しくは、こちらをご覧ください。

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