次世代の請求ポータル: RPA によるデジタルワークフォースを導入したことでより高い価値を実現したテクノロジー パイオニア企業
同社について
Juniper Networks 社は世界中の 43 ヶ国に 92 のオフィスを構える、年間収益 50 億ドルの企業です。
課題
非常に競争の激しいこの業界で Juniper 社の急速な市場成長目標の達成を支援するため、グローバル ビジネス サービス (GBS) グループはコストを削減しより高い価値を実現させるための革新的な方法を求めていました。そこで、社内業務、特に財務部門における付加価値を生み出さない手動作業をすべて自動化し、効率性と生産性を上げることに決まりました。同時に、プロセスでのエラーを減らし、従業員が面倒な繰り返しのプロセスではなく創造性や分析能力が必要とされる、より人間らしい仕事に従事できるようにすることで 従業員の士気も高めるという目標も掲げられました。
100%
プロセス サイクル時間を短縮
33%
手作業を削減
24/7
年中無休、無制限の請求処理に対応
「RPA 導入のパートナーを選ぶときは、コストだけを基準に考えるのではなく、必要なタイミングで支援してくれるパートナーであるかを見極める必要があります。オートメーション・エニウェアは導入の各段階で当社と連携し、成功の手助けをしてくれました」
Juniper Networks、リーン デジタルトランスフォーメーション リーダー、Prateek Kapoor 氏
ソリューション
Juniper 社は Automation Anywhere デジタルワークフォース プラットフォームを使用し、最大の取引先である 6 つの企業の請求ポータル プロセスを自動化しました。請求書を自動的に発行しカスタマー ポータルにアップロードすることで、Juniper 社は新規注文が納品されるたびに注文番号、商品、数量、価格、税を確認する請求プロセスを自動化し、ハイ ボリュームで手間がかかり、エラーが発生しやすい手作業をすべて排除することができました。同社はプロセスをより効果的に管理できるようになり、全体的なリスクが少なくなりました。
自動化されたプロセス
請求から回収まで
事例の概要
ビジネスプロセスを自動化するには、ルールに対する例外を含め対象となるプロセスを隅から隅まで熟知する必要があるため、Juniper 社はまずはじめに自社のポータルの請求業務の各段階におけるあらゆる面をドキュメント化することから始めることにしました。これにより自社のビジネスに関する知識が深まり、プロセスを明確に把握することができました。それらのプロセスが Bot によって行われるようになった今、同社はこの新たな知識から、効率性と生産性の向上、そしてコスト削減という形で非常に大きなメリットを得ています。
以前の手作業によるカスタマー ポータルでの請求書発行のターン アラウンド タイム (TAT) は 2 日間でした。今日ではそれが瞬時に行われるようになりました。請求書が 2 日早く発行されるようになったことで、平均遅延日数が 2 日短縮され、請求書を週末や祝日にも処理できるようになりました。同社は 100% の精度で請求書が発行されるため、請求に関する問い合わせの数も減り、問題があっても短時間で解決できるようになりました。
今後の展望
現在 Juniper 社の売掛チームでは、ソフトウェア ロボット (Bot) のデジタルワークフォースが年中無休で 24 時間請求書を発行しています。請求アナリストがこれらの時間のかかる手作業から解放されたことで、パターンを分析して理解し、障害を取り除き、よりスムーズなキャッシュ フローを実現させることに時間を使えるようになりました。同社が引き続き新規顧客を開拓し続け請求先が増えるにあたり、現在では請求書の処理能力に制限がなくなりました。
「請求ポータルに RPA を導入することで、効率性と生産性が向上し、処理コストが削減され、将来に向けた拡張性にも対応できました。お客様により短時間で請求書が送信され、支払いがより迅速に処理されるようになったことで、現金回収周期が 2 日間短縮されました。デジタルワークフォースにより、スタッフはトランザクションと定型タスクにかかる時間から解放され、より複雑で判断力の求められる仕事に集中できるようになりました」
クレジット・回収部門、ビジネス プロセス オーナー、Kevin Tucceri 氏
数多くのお客様がオートメーション・エニウェアを選んだ理由
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